スキージャンプの小林陵侑(こばやし・りょうゆう)選手といえば、ワールドカップの通算勝利数が葛西選手を上回り日本男子で最多となる等、大活躍中で話題になっていますね!
そんな小林陵侑選手は、3男1女の6人大家族で、兄弟・姉もスキージャンプ選手であることから「小林4きょうだい」としても有名です!
4兄弟ともスキージャンプ選手の家庭って、一体どんな感じなんでしょう…?
兄弟はライバル関係でバチバチなのか
仲がいいのか?…気になりますよね
本記事では、
〇小林陵侑選手の家族・兄弟構成
〇4兄弟の仲良しエピソード&画像
〇小林兄弟の絆とチームワーク
〇父と4兄弟のプロフィール詳細
をまとめました。
4兄弟とっても仲が良く、ライバル同士でバチバチというよりは、小林家という1つのチームで支え合っているように見えます。
それでは、小林陵侑選手の家族構成・兄弟構成から見ていきましょう!




家族&兄弟構成


小林陵侑選手は3男1女の6人家族で、4兄弟全員が、スキージャンプの選手です。
- 父: 宏典さん
- 母:智子さん
- 長男(1991年生まれ):
潤志郎(じゅんしろう)選手 - 長女(1994年生まれ):
論果(ゆか)選手 - 次男(1996年生まれ):
陵侑(りょうゆう)選手 - 三男(2001年生まれ):
龍尚(たつなお) 選手
(※4兄弟のプロフィール詳細は後述)
スキーを始めたきっかけは、クロスカントリーの指導をされている父親・宏典さんの影響です。
子どもたちと一緒にクロスカントリーをしたいと思った宏典さんは、長男・潤志郎選手にクロスカントリーをやらせました。
そこから、お兄ちゃんがスキージャンプに興味を持ち、やっているのをマネして、陵侑選手、論果選手、龍尚選手も自然にスキージャンプの道へ進んだそうです。
まさに、スキー一家ですね。
兄弟仲ですが、家庭環境がスキー中心だったため、兄弟仲がすごくいいんです。
色々エピソードがありますが、まずは、4兄弟の仲良し画像とエピソードをご紹介していきます!
小林4兄弟仲良しエピソード
スキーを始めたきっかけはお兄ちゃん

4兄弟の中ではじめにスキーをやり始めたのが、長男・潤志郎選手でした。
その後、小林陵侑選手含め、小林家の兄弟は、みんなお兄ちゃんのマネをして、スキーはじめるようになったんです。
ちなみに、スキーをはじめた順番は、
潤志郎選手→ 陵侑選手 →
諭果選手→龍尚選手
こちらは、小林諭果選手の公式ブログからの抜粋です
弟の小林陵侑選手も兄の真似をして始めたとのことなので、
出典:https://chintaiski.jp/other20190426/
兄・小林潤志郎選手が長野オリンピックを見に行っていなかったら
スキージャンプ競技の小林4兄弟は居なかったかもしれませんね!
私がスキージャンプを始めたのは兄弟の真似をして、です。
後にもあげますが、私よりも先に弟が飛び始めていました。
お兄ちゃんのマネっこをするほど、小さいころから兄弟仲がよかったのでしょうね。
お父さんも、クロスカントリーをされているということで、家族の中心にスキーという共通のものがあったので、より兄弟仲が良かったのかもしれません。
2019年1月:兄が弟・ 陵侑選手の快挙にコメント
4兄弟のSNSを見ると、兄弟や家族と一緒の写真がたくさんあります。
こちらは、小林陵侑選手が、日本男子初となるスキージャンプ2018-19シーズンのW杯総合王者になり、年末年始に行われる「ジャンプ週間」で4戦全勝で総合優勝(史上3人目の快挙)を達成したときの投稿です。
潤志郎選手が「やば‼‼‼」とコメントしています笑
弟の快挙を喜んでいるのが伝わりますね!
また、こちらは、夏に4兄弟が白馬にそろったときの写真です。
小林論果選手が、うれしそうにツイートしています。
白馬に小林兄弟4/4揃いました🙌🏻💓 https://t.co/civlR7vPAC
— 小林諭果 (@jyrt22) August 25, 2019
2019年9月:兄弟でテレビ出演
4兄弟は、テレビにも一緒に出演しています。
こちらは、地元の岩手で放送された「輝け!銀河の国の星(サムライ)達飛べ!栄光の未来へ ジャンプ小林兄弟の熱き挑戦」の画像

小林陵侑選手と兄・潤志郎選手が、ふるさと思い出巡りで、一緒に釣りをしたり、ご飯を食べたり、温泉に行っています。
小林陵侑選手が、ビートたけしさんのコマネチのモノマネをするなど、ひょうきんな場面も…

小林陵侑選手と潤志郎選手がメインの番組ですが、姉・諭果選手と、弟・龍尚選手も出演したそうです。
諭果さんが、自身の所属チームの公式インスタで、テレビ放送の宣伝をしていました!

2020年2月:家族での食事会が楽しそう
こちらは、 左から陵侑選手、父、母、潤志郎選手で、ご飯に行ったときのプライベート写真です。
ご両親も優しそうで、家族の仲の良さが伝わりますね!
2021年10月:潤志郎選手&龍尚選手
こちらは、長男・潤志郎選手と三男・龍尚選手の写真です。
長男と末っ子で10歳年が離れていますが、仲良さそうですね。
真ん中にいる赤ちゃんは、潤志郎選手のお子さんですね。
2021年10月:小林4兄弟の仲良し画像
こちらは、ご家族でご飯に行った際の写真です。
4兄弟くっついて写真を撮るなど、仲良しですね。
そして、兄弟の集合写真では、必ず生まれた順番に並んでいるのがおもしろいですよね。
右から、長男、長女、次男、三男。
2021年10月: 陵侑選手のくま耳@大倉山ジャンプ競技場
大倉山ジャンプ競技場での写真です
真ん中の小林陵侑選手のくま耳がかわいいですね。
4兄弟の中では、一番やんちゃそうですね。
諭果選手の弟愛があふれるツイート
こちらは、2021年12月の姉・諭果選手のツイートです。
子供の時の陵侑選手の画像に「ちっちゃい陵侑かわいい 」とコメントしてます!
この画像は、陵侑選手が子供のときに「将来の夢は、オリンピックで金メダルを取ること」と答えているインタビューのようですね!
2022年の北京オリンピックを目前に、諭果選手は、弟の成長をしみじみ感じているのかもしれませんね。
弟愛をすごく感じます。
ちっちゃい陵侑かわいい😂💓💓💓💓 https://t.co/TqmEjhOvn6
— 小林諭果 (@jyrt22) December 22, 2021
潤志郎選手の結婚に大喜び
長男・小林潤志郎選手は、2018年にご結婚されていますが、その際に、妹・諭果選手が、喜びをブログで爆発させていました。
なんでも、4兄弟でただ1人女子だった諭果選手にとって、義理のお姉さんができたことが、何よりうれしかったようです。
こちらは、小林諭果選手のブログからの抜粋です。
昔からずっとあこがれていた
出典:https://chintaiski.jp/sister20181116/
おねえちゃんが
わたしにもできたんです!
おねえちゃんは、
お料理が上手でとっても美味しくて
かわいくて優しくて
とても気遣いが出来て、
それはもう、素敵な女性です。
大絶賛ですね。
ちなみに、小林諭果選手は、昔は、冗談で「結婚するなら、お兄ちゃん」と言っていたそうです。
お父さんではなく、お兄ちゃんっていうのがかわいらしいですね。
また、2019年4月に結婚式に参加したさいのブログには、家族全員が集合できたことや、新郎の兄を心配する様子が書かれています。
おねえちゃんの美しさが想像をも超えました。
綺麗過ぎて終始にやにやしていたわたし。
ひさしぶりに家族が全員おめでたい日に揃えて
本当に幸せな気持ち。
p.s
親族席でおにいちゃんを心配して
何度か顔を見合わせたきょうだい。
やっぱり家族だなあと思いました。笑
出典:https://chintaiski.jp/wedding20190406/
昔から兄弟の関係が近く、家族愛が強いことが分かるブログですね。
兄弟ライバルだけど絆が強い
兄弟で同じ競技をしているため、個人戦では兄弟でもライバルになります。
陵侑選手が優勝し、兄・潤志郎選手が9位に終わった2021年のノルディックスキーのワールドカップ(ドイツ)の後には、潤志郎選手が次のようにコメントしていました。
「僕も表彰台を狙っていたので悔しい。次、兄弟で上れるように」
出典:https://www.sanspo.com/article/20211213-PGYFPQQ3OZL7PKA7UGY5ZD6DJY/
やはり、兄弟で同じ競技をすると、互いの実力が順位で明らかになるため、ライバルとしての悔しさもありつつ、
兄弟揃って、一緒に表彰台に上がりたいという想いも強く感じられます。
小林兄弟の絆と家族の想いが強いことがわかりますね。
オリンピック団体戦では、兄弟で参戦
個人戦ではライバル同士ですが、過去には団体戦で小林兄弟で参戦し、好成績を残しています!
例えば、
2019年ノルディック世界選手権ゼーフェルト大会では、
団体ラージヒルで、兄・小林潤志郎、次男・小林陵侑、佐藤幸椰、伊藤大貴でチームを組み、3位入賞しています。
また、
小林潤志郎選手と小林諭果選手も、
2015年ユニバーシアードシトゥルブスケー・プレソ大会で、混合団体(小林諭果、小林潤志郎)で1位になっています。
兄弟だからこそのチームプレイがあったからこそ、好成績をおさめることができたのかもですね!
それでは、次は、小林陵侑選手含めた小林ファミリーのプロフィールと経歴をご紹介します!
小林陵侑選手 プロフィール

〇名前:
小林陵侑
(こばやし・りょうゆう)
〇誕生日:
1996年11月8日
〇身長:
173㎝
〇体重:
59kg
〇経歴:
盛岡中央高校
〇所属:
土屋ホーム
小林陵侑選手がジャンプをはじめたきっかけは、兄の潤志郎さんのまねをして自然に、です。
スキーをはじめたのが、5歳で、
ジャンプをはじめたのが、小学1年生の時です。
高校卒業後は、すぐに土屋ホームの所属し、レジェンド葛西監督の元、競技に取り組んでいます。
主な経歴:
- 2016年 ノルディックジュニア世界選手権
個人NH 3位
NH団体 3位 (伊藤将充、岩佐勇研、中村直幹、小林陵侑) - 2018年 平昌オリンピック
個人NH 7位
個人LH 10位 - 2019年 ノルディック世界選手権ゼーフェルト大会
個人NH 14位
個人LH 4位
団体LH 3位(佐藤幸椰、伊藤大貴、小林潤志郎、小林陵侑) - 2018-2019シーズン
ワールドカップ13勝、総合優勝
RawAir 総合優勝
ジャンプ週間 総合優勝→4戦全勝で総合優勝は市場3人目の快挙 - 2000-2021シーズン
ワールドカップの通算勝利数は19勝となり、葛西選手の記録を抜き、日本男子では単独最多となった
ジャンプ週間 総合優勝(4戦3勝) - 2022年北京オリンピック
ノーマルヒル(NH)金メダル
ラージヒル(LH)銀メダル
男子団体 5位(佐藤幸椰、中村直幹、小林潤志郎、小林陵侑)
2022年の北京オリンピックスキージャンプ男子団体では、お兄さんの潤志郎選手と一緒に競技に臨んでいました!
【#北京オリンピック】ハイライト#スキージャンプ 男子団体決勝#佐藤幸椰 #中村直幹 #小林潤志郎 #小林陵侑 🇯🇵選手のインタビュー。小林陵侑選手は「たくさんの応援、ありがとうございました」と感謝を伝えました。#Beijing2022 #gorinjp
— gorin.jp (@gorinjp) February 14, 2022
👇⛷️ジャンプ動画👇https://t.co/U6OsKPnIsw pic.twitter.com/Kyr0us3T0O
海外からは”宇宙人”と絶賛される
また、2019年には、ジャンプ週間での4勝全勝のグランドスラムを達成したことや、その圧倒的なジャンプ力を見せつけたことから、海外のスキージャンプ解説者からは 『別の惑星の人間』と言われるほど。
これに対し、小林陵侑選手は「びっくりした」と話しており、ツイッターでも「なんなん」とコメントしていました。
別の惑星の人ってなんなん https://t.co/khqRgR80l2
— 小林陵侑 Ryoyu kobayashi (@RyoKoba8118) February 19, 2019
小林陵侑選手的には、解説者よりも同じ競技で実力のある選手に認めてもらえたことのようが、うれしかったようです。
「海外のメディアなどで宇宙人と言われたのはビックリしましたけど、
出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/other/2019/01/29/___split_3/index_2.php
ソチ五輪と平昌五輪で3個の金メダルを獲得しているストッフ選手や五輪2冠を2回やっているシモン・アマン選手(スイス)にリスペクトしていると言われたのがうれしかった」
小林陵侑選手は4兄弟の中ではクレイジー

姉の諭果選手いわく、 陵侑選手は、小さいころから色々なことに挑戦する「いい意味でクレイジー」が性格だったようです。
また、怖いもの知らずのようで、ひやひやすることも多々あったのだとか。
ただ、センスもよく、何事も楽しんでいる姿が特徴のようで、
例えば、
練習中に、くま耳の帽子をかぶってみたり、テレビでコマネチしたり、ジャンプを広めるためにyoutubeを始めたり、まわりを楽しませるムードメーカー的な選手なんでしょうね。
小林陵侑選手の家族プロフィール
それでは、 小林陵侑選手のご家族・兄弟のプロフィールをご紹介していきます。
父:宏典さんは元クロスカントリー選手

小林陵侑選手の父親・宏典さんは、元クロスカントリー選手で、指導もされているようです。
職業は、中学校の教師で、岩手県中学体育連盟の専門委員長、県連盟の強化委員、県中学体育連盟の専門部員をつとめていました。
小林陵侑選手さんの父親ってどんな人?については、こちらの記事でまとめています!

兄:小林潤志郎(こばやし・じゅんしろう)

〇名前:
小林潤志郎
(こばやしじゅんしろう)
〇誕生日:
1991年6月11日
〇血液型:
A型
〇身長:
168cm
〇体重:
56kg
〇経歴:
盛岡中央高校
東海大学
雪印メグミルク2014年~
〇所属:
雪印メグミルクスキー部
主な経歴:
- 2010年
ノルディック世界ジュニア選手権ノルディック複合 スプリント競技 1位 - 2015年
ノルディック世界選手権ファルーン大会
個人LH 13位
団体LH 4位
(小林潤志郎、伊東大貴、竹内択、葛西紀明) - 2017年
スキージャンプワールドカップ
ポーランド・ヴィスワ大会
優勝 - 2018年
平昌オリンピック
個人ノーマルヒル 31位
個人ラージヒル 24位 - 2019年
ノルディック世界選手権ゼーフェルト大会
個人ノーマルヒル 17位
個人ラージヒル 17位
団体ラージヒル 3位
(佐藤幸椰、伊藤大貴、小林潤志郎、小林陵侑)
2022年北京オリンピック - 2022年
北京オリンピック
男子団体 5位(佐藤幸椰、中村直幹、小林潤志郎、小林陵侑)
スキーをはじめたきっかけは、
- 父親が2歳半のときにクロスカントリーを始めさせたから
- スキージャンプに興味を持ったのが、長野オリンピックのときに、現地で、現在所属している、雪印メグミルクの原田雅彦さん(現監督)や現岡部孝信さん(現コーチ)をみて、憧れたから
だそうです!
2018年にご結婚されていて、お子さんもいらっしゃいます。
長女:小林諭果選手(こばやし・ゆか)弟想いのお姉ちゃん
〇名前:
小林諭果
(こばやし・ゆか)
〇誕生日:
1994年5月16日
〇身長:
168cm
〇経歴:
盛岡中央高校
早稲田大学
〇所属:
株式会社CHINTAI
主な経歴:
- 2015年
ユニバーシアードシトゥルブスケー・プレソ大会
個人 2位
女子団体 2位
(松橋亜希、小林諭果)
混合団体 1位
(小林諭果、小林潤志郎) - 2017年
ユニバーシアードアルマトイ大会
個人 2位
女子団体 1位
混合団体 3位
(小林諭果、古賀極)
三男:小林龍尚(こばやし・たつなお)ミライモンスターに出演

〇名前:
小林龍尚
(こばやし・たつなお)
〇誕生日:
2001年8月10日
〇血液型:
A型
〇身長:
173cm
〇体重:
58kg
〇経歴:
盛岡中央高校
〇所属:
土屋ホーム
→兄・小林陵侑選手と同じ
小林龍尚選手は、クロスカントリーを3歳、ジャンプは小学1年生から始めており、
ジャンプをはじめたきっかけは、兄・姉の練習についていくうちに自然に、だそうです。
高校卒業後は、兄の小林陵侑選手と同じ土屋ホームに所属しています。
主な経歴:
- 2019年
全国高校スキー大会 2位
国民体育大会 少年の部 2位
世界ジュニアノルディック選手権
個人 24位
団体 4位
また、2018年の平昌オリンピックでは、※テストジャンパーを務めた経験があります。
※テストジャンパーとは、競技が行われる前に安全確認等の為に選手の前に飛躍を行う人です。
さらに、
翌年2019年3月には、「ミライモンスター」にも今後注目の選手として、テレビで取り上げられました。

今後の活躍がたのしみですね。



