BOYS AND MENの小林豊(こばやし・ゆたか)さんが、2021年10月3日に、万引き事案を犯していたことが明らかになり、
事務所公式HPにて、2022年4月8日付で契約の解除が報告されました。
小林豊さんといえば、『仮面ライダー鎧武』では主人公のライバル・仮面ライダーバロンを演じていたことから、万引き報道はショックですよね…
実は、小林豊さんは、過去に万引きの前歴があるそうです。
また、収入があるのに9,000円の万引きをしていたことから、窃盗症という病気の可能性もありそうです。
本記事では、
〇小林豊の万引きの日時&手口詳細
〇小林豊が万引きした9,000円の品物は?
〇中学時代に万引きの前歴があった
〇小林豊は病気(窃盗症・クレプトマニア※)の可能性も?
※経済的動機なしの衝動的な窃盗・依存症の一種
についてまとめました。
まずは、小林豊さんがいつ、どこで、どのように万引きしたのか?詳細から見ていきましょう。


万引き詳細|場所は福岡の薬局
週間文集によると、小林豊さんが、万引きをしたのは、2021年10月3日でした。
場所は、福岡市の新天町商店街です。

小林豊さんは、21年10月3日の20時頃に薬局で万引きをはたらき、商店街のアーケードを、全速力で走って逃げていたとのことです。
万引きが発生した薬局の店員の証言をまとめると、次の通りです:
- 万引きが発生した20時は、薬局が閉店間際で従業員が少ない時間帯だった
- 小林豊さんは、レジから離れた壁側の防犯カメラの死角となっていた、化粧品コーナーで物色していた
- 服装は、ダボっとして黒色のロングパーカーに、深いハット
- 薬局店員は、残暑が残る10月にロングパーカー着用だったことや、挙動不審だったことから、小林豊さんを監視していた
- 店員は、小林豊さんが、袖口にヘアオイルを入れていたのを目視
- 店員が声をかけると、小林豊さんは、店の外へ300mほど全力疾走
- 逃走をはかるも、自転車にのった通行人により、商店街出口のホテル付近で取り押さえられた
- 追い付いた男性店員と店に常駐する警備員が、小林豊さんを店の事務所に連れて行こうとすると、抵抗したそうです:
「小林さんは必死に抵抗していた。
なおも逃走しようとしたり、1万円札をだして『見逃してください』『勘弁してください』と食い下がっていました」」 - 30分の押し問答の末、小林豊は薬局の事務所に行き、警察から事情聴取を受けた
- その場で、小林豊さんは薬局に品代を支払い、警察に連行された
- 被害額が1万円以下だったので、逮捕されなかった
- 翌日、小林豊さんは店舗に謝罪をし、すぐに名古屋へ帰った
下記写真が、小林豊さんが取り押さえられたとされる、商店街出口です:

こちらが、薬局店員の証言です:
「カゴももたずに店内をウロウロし、明らかに挙動がおかしかった。
出典:https://bunshun.jp/articles/-/53420
男性店員の1人が不審に思い、商品を並べるフリをして脚立に登り、上からその男の行動を観察していたところ、男が袖口にヘアオイルをいれていたんです。
そこで声をかけようとすると、男は突然店の外へ全力で走りだしました」
こちらは、現場に居合わせた商店街の店主の証言です:
「店のシャッターが閉まりだした20時頃だったと思います。
出典:https://bunshun.jp/articles/-/53420
商店街を若い男がドドドっと凄い形相で全速力で走り去り、後ろから白衣を着た店員が追いかけていきました。
『待てー!』『泥棒!』という声がアーケード中に響き、万引きだとすぐわかりました。
後で、その犯人がタレントだったと聞きました」
万引き被害額は9,000円、内容は?
小林豊さんが、万引きした品物の被害額は9,000円ほどでした。
薬局から万引きした品物は、ヘアワックスや化粧品など6点だったそうです。
万引き理由は「気が高ぶって」
薬局の店主によると、小林豊さんは警察に万引きの理由を聞かれたさい、「気が高ぶってやった」と答えていたそうです。
「警察がきてからは必死に謝っていたそうです。
出典:https://bunshun.jp/articles/-/53420?page=3
『何でこんなことをやったのか?』という問いかけには『気が高ぶってやった』と説明した」
小林豊は中学時代にも万引きしていた
小林豊さんが万引きで捕まった商店街の店主が警察から聞いた話によると、小林豊さんは中学時代にも前歴があったそうです。
「ただ、これは後日、警察から聞いたことですが、小林には中学時代にマエ(前歴)もあったそうです。
出典:https://bunshun.jp/articles/-/53420?page=3
そういわれれば万引きの手口も馴れていた。
名古屋では子どもたちのヒーローだということですから、本当に残念でなりません」(前出・店舗関係者)
小林豊はクレプトマニア=「窃盗症」?
クレプトマニア・窃盗症とは、依存症の一種で、経済的な動機で窃盗や万引きをするのではなく、精神的な理由から、窃盗・万引きをやめられなくなってしまう病気です。
精神医学的には、国際疾病分類(ICD-10)で、「病的窃盗」と記載されています。
https://www.enomoto-clinic.jp/
つまり「窃盗(万引き)を止めたくても、意思の力では止められない」依存症という病気なのです。
この「盗み」の形態はほとんどが万引きというかたちをとります。
つまり盗むことに耽溺(たんでき)した状態といえます。
週刊文春によると、
- 小林豊さんが警察に話した万引きの理由が「気持ちが高ぶったから」
- 中学時代に前歴がある
- 盗んだものが、9,000円以下で小林豊さんの収入なら難なく購入できる
- 店主によると、小林豊さんは、防犯カメラの死角を狙うなど、手口がなれていた
とのことなので、小林豊さんが、万引きしたのは物力を満たすためではないと言えるし、常習性も伺えます。
ちなみに、精神障害の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)による窃盗症の診断基準は次の通りです:

週刊文春で報じられている内容と照らし合わせると、少なくともAとBに当てはまっており、小林豊さんは精神的な理由から万引きをしてしまったと考えられます。
※あくまでも、筆者個人の見解です
窃盗症・クレプトマニアの原因は?
窃盗症・クレプトマニアは、盗むという行為中に経験する緊張感と、盗みを達成した後の満足感を得ることから依存しやすいそうです。
この盗む行為は、盗みたいという衝動により対象行為時は緊張感を味わい、成功時に開放感・満足感を得るといわれています。
https://www.enomoto-clinic.jp/
実は、盗む物や結果に対してはあまり関心がなく、一般的にはほとんど価値がない物だったというパターンが多いです。
これは、いわゆる「利益のための窃盗」ではなく「窃盗のための窃盗」といわれていて、衝動制御障害に含まれる同様のケースとして「放火のための放火」を繰り返す病的放火(ピロマニア)があります。
クレプトマニアの治療法
クレプトマニアは依存症の一種なので、自力でやめるのはかなり難しいそうです。
一般的な治療法としては、自助グループ内の交流と情報共有、専門医のカウンセリング等を受けるのだそうです。
ミーティングや認知行動療法に参加しながら再発のパターンを学び、自己の生きづらさに気づき、より新しい楽な生き方つまり「盗む必要がない生き方」を学んでいきます。
https://www.enomoto-clinic.jp/
小林豊さんが本当にクレプトマニアかは、定かではありませんが、今後は、役で演じていた仮面ライダーのように、子供達に勇気を与えられるような存在であってほしいですね。
小林豊|プロフィール

〇名前
小林豊(こばやし・ゆたか)
〇愛称
ゆーちゃむ
こばゆた
〇生年月日
1989年3月19日
〇所属
元フォーチューンエンターテイメント
元ボーイズグループ・BOYS AND MEN
〇デビュー
2009年にデビュー
2010年BOYS AND MENに加入
〇代表作
・仮面ライダー鎧武/ガイム(駆紋戒斗/面ライダーバロン)
・異世界居酒屋「のぶ」(ハンス)
・明治東亰恋伽(チャーリー)
〇その他の経歴
辻製菓専門学校卒業・元パティシエ