ハズキルーペは、舘ひろしさんと武井咲さんのCMでおなじみですが、最近、博士ルーペという商品がSNS上で話題になっています。
名前や見た目が似ていることから、
パクリ?パチモン?とコメントされていることも、しばしば。
正直、ぱっと見、違いが分かりませんよね?
そこで、本記事では、
博士ルーペとハズキルーペの
機能性、デザイン、価格などを、
公式HPの内容をもとに徹底比較しました!
両製品の違いは、一覧表でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

そもそもルーペと老眼鏡の違いは?

本題に入る前に、補足ですが、
ルーペとは小さな字を大きく拡大するレンズ=虫眼鏡のことです。
※ルーペはドイツ語
老眼鏡との違いは、
老眼鏡は文字のピントを合わせるだけで、
文字の大きさは小さいままなのに対し、
ルーペは小さい文字を拡大してくれます。
博士ルーペやハズキルーペは、通常手で持つ虫眼鏡を、メガネのようにかけられるようにした便利アイテムなのです。
(出典:ハズキルーペHP)
SNSでは博士ルーペはパクリ?との声が多数
SNS上では、博士ルーペとハズキルーペが、商品名やデザインが酷似していることから、博士ルーペパクリ疑惑が浮上しています。
テレビ見ててビックリ( Ꙭ )!!
— トッシー島田 (@ON0F49308G7RONY) September 21, 2021
博士ルーペとな🤣
ハ○キルーペと何が違うの? pic.twitter.com/x61uJz9Nbm
博士ルーペってハズキルーペのパチモン?
— タンリュウキ🍝 (@tang_ryuki) January 6, 2022
HEYSiri、
— 神天 神川 (@KamiTenKamiKawa) January 7, 2022
ハズキルーペと博士ルーペの違い、教えて pic.twitter.com/86fU4lHbxE
ハズキルーペと言えば、舘ひろしさんと武井咲さんのインパクト大のCMで知名度が高いので、気になってしまう方が多いのだと思います。
でも、機能面やデザインのバリエーション的には、ハズキルーペと博士ルーペは違う商品だと言えます。
それでは、博士ルーペとハズキルーペの違いを見ていきましょう!
博士ルーペvsハズキルーペの違い一覧表
本記事で比較した内容を、表にまとめました!
〇博士ルーペは、価格が圧倒的に安く、
〇ハズキルーペは、デザインのバリエーションが豊富で、ルーペとしての品質以外にも、UVカット等の機能性がより優れており、独自のレンズ設計により長時間利用しても疲れないよう工夫されている
ことがわかりました。
博士ルーペ | ハズキルーペ | |
---|---|---|
メーカー | ㈱ファーマフーズ 韓国製 | 神田通信工業 日本製 |
税込価格 | 4,104円 初回1,955円 | 11,183円 |
倍率 (度数) | 1.6倍 1.8倍 2.0倍 | 1.32倍 1.60倍 1.85倍 |
重さ | 21g | 16.1~27.5g ※レンズの サイズと倍率による |
レンズのサイズ | 1種 | 3種 小・標準・大 |
フレームの色 | 2種 | 10種 |
その他 | 研究者が開発 | 〇UV99.99% カット 〇耐荷量 最大100㎏ 〇コンタクト の上から かけられる 〇手厚い補償 〇独自のレンズ設計で 長時間の利用でも 疲れにくい |
それでは、各比較項目の詳細を見ていきましょう!
【デザイン】パッと見一緒
まずは、デザインから比較していきます。
どちらも、ぱっと見は一緒ですね。
フレームの感じとか。
博士ルーペ

ハズキルーペ


しかし!
世には、メガネ型ルーペがたくさんあり、
ハズキルーペ風のデザインのものは、他にもいっぱいあります。
楽天市場で調べれば、すぐ出てきます。
例えば、

もちろん、ハズキルーペ風ではなく、メガネっぽいルーペもあります。

こういう商品は、なかなかデザインの差別化が難しいので、見た目が似てしまうのは、しょうがないですね。
【価格】博士ルーペが圧倒的に安い
まずは、価格(税込)を比較していきます。
- 博士ルーペ:
4,104円
※初回限定1,995円 - ハズキルーペ:
11,183円
【倍率】ほぼ一緒
博士ルーペとハズキルーペの、倍率(度数)を比較しましたが、ほぼ同程度でした。
博士ルーペ | ハズキルーペ |
---|---|
1.6倍 | 1.32倍 |
1.8倍 | 1.60倍 |
2.0倍 | 1.85倍 |
博士ルーペ

ハズキルーペ

【重さ&レンズのサイズ】
ルーペの重さについては、ハズキルーペはレンズの大きさと倍率の組み合わせによって、多少変動するので、どちらが軽いとは一概には言えません。
- 博士ルーペ:
21g - ハズキルーペ:
16.1~27.5g
※レンズのサイズと倍率により異なる
ハズキルーペのレンズのサイズ・倍率と重さ:

【フレームの色】
フレームの色は、博士ルーペが2種類、ハズキルーペが10種類となっており、
ハズキルーペのほうが圧倒的なバリエーションがあります。
- 博士ルーペ:
2種類
クリスタルレッド
グレーデミ - ハズキルーペ:
10種
ニューパープル
ブラウン
ルピー
ブラックグレー
チタンカラー
パール
赤
紫
黒
白
博士ルーペ:

【その他のアピールポイント】
博士ルーペ
- フレームに柔軟性があるので、顔の幅に合わせて広がり、フィットする
- 耐久性が高く、熱や衝撃にも強い→自社の強度試験?をしている
- 研究員が開発した
- 職人が1つ1つ手作りで組み立てている
ハズキルーペ
- 独自のレンズ設計で、長時間の利用でも疲れにくい
- 柔らかフレームで、顔にフィット
- 耐荷量は最大100㎏で、衝撃に強い
- 近視・遠視・遠近両用のコンタクトやメガネの上からもかけられる
- UV赤外線99.99%カット
- 日本コンタクトレンズ学会の理事で眼科医の梶田氏が絶賛している

※また、下記のレンズ設計に関する情報は、公式HP以外からの情報も一部含まれておりますが、引用文献として記載しております:
また、ハズキルーペのレンズ設計には、プリズムが応用されているようです
ハズキルーペのレンズ設計にはプリズムが応用されていて、老眼鏡と同じ度数+1.25で見ても拡大されて見れるような技術が使われています。
出典:https://boot.style-n.net/2021/01/hazuki_lupe/
なのでハズキルーペは間違いなくルーペなのです。
プリズムというのはまさにに光を曲げる構造で、これがレンズに仕込まれています。
ハズキルーペの設計者は、設計者は岡本善二郎さんという方で、プリズムがベースに使用されているようです。
また、神田通信工業のエンジニアが開発した「生理光学を応用した高度なレンズ設計」を応用しているため、歪みがなく、長時間使用も疲れにくい設計になっているそうです。
ハズキルーペの設計については、メガネ業界において、通信販売をしている業者などに意見を述べたりされていた、㈱アイトピア代表、日本眼鏡教育研究所代表の故・岡本 隆博さんが、設計を評価していたそうです:
岡本隆博さんはハズキルーペの前の製品「ハズキペアルーペ」にも言及されています。この製品は一般的な双眼ルーペ同様に、目とレンズの距離が離れています。これを設計した同姓の岡本善二郎さんを「非常に真面目に設計されている」と評しています。
出典:https://boot.style-n.net/2021/01/hazuki_lupe/
まとめ
色々な項目で博士ルーペとハズキルーペを比べた結果、
博士ルーペは、
〇価格が圧倒的に安い
〇倍率が選べる
〇軽い
×補償がない
×デザインが少ない
ハズキルーペは、
〇レンズ・倍率・フレーム共に
バリエーション・デザインが豊富
〇UV99.99%カットなど、
ルーペ以外の機能性も優れている
〇補償が手厚くて安心
〇独自のレンズ設計で長時間の
利用でも疲れにくい
×高価格
ということがわかりました!
【おまけ】博士ルーペCM
ハズキルーペと言えば、舘ひろしさんと、武井咲さんのCMが印象的ですが、SNSでは、博士ルーペのCMも面白いとのコメントがちらほら、、、
博士ルーペのCMで聞く博多弁のおばちゃんが面白くて面白くて。
— torajiro (@you_iwa_ironman) January 6, 2022
課長「時計がみえない」
— Dutch。 (@Dutch1) October 27, 2021
cm「そこで!博士が作った博士ルーペです」
大阪とか福岡?とか一部の地域ではCMがしょっちゅう流れているようです。
youtubeでは、このレトロ調?昭和チック?なCMしか見つけられませんでしたが、博多弁と課長が出てくるCMも気になりますね。

