NFTを保有していると、他者からこのように「NFTをこの価格で購入したい!」というオファーが届くことがあります。

「オファー価格が低い!」→逆交渉したい
「NFTを売るつもりはない!」→却下したい
「ぜひ売りたい!」→承認したい
「オファーが多くて困る」→最低価格を設定したい
でも「操作方法が英語で分からない!!」と迷っている方向けに、本記事では、
〇オファーの承認・却下・逆交渉のやり方
〇オファーを受ける際の注意点
→ガス代は出品者が負担
→通貨を確認
〇オファー最低価格の設定方法
をスクショ多めで、分かりやすく解説しています!
それでは、さっそく見てきましょう!


opensea経由でオファーが来た!
openseaで、誰かがあなたのNFTの購入オファーを出すと、このようなメールが届きます。

まずは、「VIEW ITEM」をクリックして、オファーの内容を確認しましょう。
オファー価格の確認方法
メール内の「VIEW ITEM」をクリックするとOpenseaのサイトへ飛ぶので、ウォレットを接続します。

すると、画面右下の「Offers」の欄に、NFTの購入希望価格が提示されます。

- 「Price」がオファー価格
- 「Floor Difference」が、フロア価格とオファー価格との差異
23%Belowと記載されているので、フロア価格よりも23%安い値段のオファーが来ていることが分かります。 - 「Expiration」はオファーの承認・逆交渉の期限です。

次に、承認・逆交渉・オファーの却下の操作方法を見ていきましょう。
オファーの承認をする手順
提示された価格でNFTを販売したい場合は、一番右の「Accept」ボタンを押せば交渉成立します。

オファーを却下する方法
「このNFTを売る気はない!!」といういう場合は、オファーを断ることができます。
画面を見ると、「却下」ボタンがないので、「え!!」と思いますが、「Expiration=オファー期限」まで何もせず、無視し続ければOKです。

オファー期限までに承認や逆交渉をしなければ、交渉不成立となるので、実質オファーを却下・断ったことになります。
「オファー価格が低い!」逆交渉する方法
次に、「NFTを売りたいけど、オファー価格では安すぎて売りたくない」という方は、オファー主に対して価格交渉ができます。
まず、画面上の「Counter」ボタンをクリックします。

画面が切り替わるので、①希望価格と②逆交渉の期限を設定し、「Complete listing」をクリックすれば逆交渉ができます。
※逆交渉には、サービス手数料がかかります。手数料は「Fees」の欄に記載されています。

オファーを受ける際の注意点
オファーを受ける際の注意点は主に2つです:
- ガス代は出品者負担になる
- 通貨に気を付ける
それぞれ詳細を見ていきましょう
注意!ガス代は出品者が負担
1つ面の注意点は、オファーが成立した場合、NFTを相手方へトランスファーするガス代は出品者の負担になるということです。
なので、承認するときは、ガス代を上乗せした値段で売るようにしましょう
通貨を確認する
Openseaでは、オファー売買の場合ETHではなくWETH(ラップドイーサリアム)が利用されます。
なぜなら、WETHはETHよりも処理速度が速いので、ガス代が安くなるからです。
WETHは、ERC-20という規格に対応しており、価値はETHと同じです。
WETH・ETHの場合は、こちら側での作業がありませんが、Polygonネットワークを利用しているNFTのオファーをする場合は注意が必要です。
PolygonETHの場合は、出品者はガス代をMaticという通貨で支払う必要があります。
Maticは、WETHのようにOpenseaで自動交換されないので、自分で調達をする必要があります。
※2022年6月現在日本の取引所ではMaticを扱ってないので、Binanceなど海外の取引所で交換する必要があります。
さらに、オファーを承認した場合、受け入れ通貨はPolygonETHになり、PolygonETHも日本の取引所では取り扱いがありません。
そのため、PolygonETHをETHへ変換→ETHを日本の取引所へ送金→日本円へ変換する必要があり、手順が多くなります。
オファーの最低価格を設定する方法
保有しているNFTによっては、オファーが毎日のように届きます。
すべて確認するのが面倒な場合は、こちら側であらかじめオファーの最低価格を設定することも可能です。
まず、プロフィールのアイコンから「Setting」をクリックします。

左のメニューバーから「Offers」をクリックすると、保有しているNFTのリストが提示されます。
一番右側にある「Minimun offer」という欄に最低オファー価格を記入することで、価格が低すぎるオファーを未然に防ぎ事ができます。

自分が集めたNFTを手放したくないとい方はぜひ設定してみてくださいね!
また、購入したNFTをツイッターアイコンに設定して楽しみたいという方は、下記記事を参考にしてください!
