台湾カステラはなぜ流行っている?理由4選!ブームの発端や時期&台湾カステラのルーツまで

台湾カステラはなぜ流行っている?ブームの発端や時期、台湾カステラのルーツまで
画像出典:PR TIMES
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今ブームの台湾カステラですが、日本にもカステラがあるのに、なぜこんなに流行っているのでしょう?

プルンとした見た目が特徴的な台湾カステラですが、

日本のカステラにはない見た目のインパクト、そして、”ふわぷるしゅわっ”とした新しい食感と素朴な味が多くの人をとりこにし、ブームになっています

農林水産省の「2021年流行スイーツ予想」でも台湾カステラが1番に挙げられており、今後も注目度が高いスイーツです!

本記事では、

★台湾カステラはなぜ流行っているのか?
★台湾カステラ、日本でのブームの発端と時期は?
★台湾カステラは実は逆輸入スイーツ?

についてまとめました!

また、台湾カステラと普通のカステラの違いについては、下記記事をご覧ください!

目次

台湾カステラが流行ってる理由4選

台湾カステラが流行っている理由は次の4つが挙げられます!

  1. 見た目のインパクトが大きく、SNS映えする
  2. 日本のカステラとギャップが新鮮
  3. 変化する食感が新しい
  4. 進化系台湾カステラが増えていて、飽きない

それぞれの詳細をみていきましょう!

見た目のインパクトが大きく、SNS映えする

台湾カステラと言えば見た目のインパクトが大きいですよね。

分厚さもそうですが、カステラを揺らしたときの”ぷるんぷるん”とした動きが印象に残りSNS映えします。

SNSでも自分で焼いて投稿する方が多数。

日本のカステラとのギャップ

わたしたち日本人が慣れ親しんできたカステラのイメージと大きく違うので、そのギャップで「食べてみたい!」と興味を持つ人が増えているのだと言えます。

未知の食べ物だと興味を持たない方も多いですが、老若男女問わずなじみのあるカステラなので、より多くの人が「何が違うのか?」と興味を持ちやすいのだと思います。

台湾カステラの時間とともに変化する食感が新しい

しっとり感がある普通のカステラに対し、台湾カステラの最大の特徴は時間の経過とともに変化する食感です

焼きたてはシフォンケーキのようにふわっとして、やさしい卵の風味が感じられ

冷めると、スフレパンケーキのようなしっとりぷるっとした食

そして冷やすと、しゅわっとくちどけの良い食感へ変化します。


わたしたち日本人が慣れ親しんでいる普通の日本のカステラと全然ちがいますよね!

このような今までにない新しい食感を味わいたい人が多く、SNSでも味より食感に関するツイートが多数となっています

進化系台湾カステラが増えている

台湾カステラは、日本でも独自の変化をしており、最近ではプレーンのカステラ以外にも進化系の台湾カステラが出始めています。

また最近では、台湾カステラの食感にはまって、自分でアレンジして作り始める人も増えており、ブームが長引きそうですね。

マリトッツォブームと同じように、今は様々なバリエーションや味が登場したり、コンビニでも発売されるなど、枝分かれが進んでおり、今後もブームが続きそうですね。

ブームの発端は韓国

「台湾カステラ」は、2016年頃からまず韓国で爆発的なブームになりました。

当時は現在の日本のように、多様な店舗があり、連日長蛇の列ができていたようです。

中でも勢いがあったのが、当時韓国で400店舗チェーン展開していた大王カステラ。

大王カステラは、「材料は小麦粉と卵のみ。科学添加物は使っていません。」と宣伝していたのですが、実際は賞味期限切れの材料を使っており、食品衛生・食品安全への不信感から、ブームは一気に衰退しました。

とあるTV局が2017年3月に放送したドキュメンタリー番組で、「大量の食用油や添加物を混ぜている」「安い粉ミルクや賞味期限切れの生クリームを使っている」と告発、ブームは即座に終了。

出典:https://www.ellegirl.jp/life-culture/movie-drama/a97261/movie-parasite-topics-200108-hns/

その後は、タピオカ、マーラーカオ、台湾かき氷など既にいくつもの台湾スイーツがブームになっていた日本でも台湾カステラが注目を浴びるようになり、現在のブームになったと言われています。

クックパッド内では、20年2月から検索回数が上昇

食卓の最新データを発信しているFoodClip by cookpadによると、クックパッド内で「台湾カステラ」の検索回数が上昇し始めたのが20年2月

その後20年5月にかけて、検索が急上昇しています。

出典:FoodClip by cookpad

2019年から台湾カステラのメディアでの露出度が増加し、その影響で家庭でも作りたいというニーズが増加したと言えます。

台湾カステラのルーツは日本!実は逆輸入スイーツ

ちなみに、台湾カステラのルーツは日本のカステラです。

1895年~1945年、台湾は日本の統治下にありましたが、カステラはその時に台湾へ渡ったといわれています。

そして、台湾で独自の進化をとげ、いまのふわふわぷるぷるな見た目と食感になったようです。

また、現地では台湾カステラのことを、「古早味蛋糕」(ゴーツァミダンガオ)と言います。

「古早味 」は昔懐かしい味、
「 蛋糕」はケーキという意味です。

どこの家にもある材料で作れる素朴なお菓子が、台湾カステラなのです。

ちなみに、日本のカステラは現地では「蜂蜜蛋糕」はちみつケーキと言われており、まったく別の食べ物として認識されています

このように、日本のカステラにはない見た目のインパクト、味、そして独特な食感がうけており、今後もブームが続きそうですね。

2つのカステラの食感や味の違いについては、下記記事にまとめているので、あわせてご覧ください!

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